1→10designを退職してフリーランスになります:坪倉輝明

1→10designを退職してフリーランスになります:坪倉輝明

私、坪倉輝明は1→10design(株式会社ワン・トゥー・テン・デザイン)を退職します。

\デデンッ!!/

皆さんこんにちは。メディアアーティスト/クリエイティブテクノロジストとして活動している坪倉輝明です。

今年いっばいをもちまして5年間勤めた1→10desgn Inc(株式会社ワン・トゥー・テン・デザイン。通称:ワンテン)を退職します。
今後は独立しフリーランスとしてお仕事を請けつつ、メディアアーティストとして自分の作品制作・展示に注力していく予定です。

tsubokurasan

僕がワンテンに入社したのは2011年の11月。

元々前職ではWebのサーバーサイドエンジニアだった所から、2011年の文化庁メディア芸術祭で展示中に1→10代表の澤邊さん(@sawablo)に声をかけられた事がきっかけで、広告クリエイティブ・エンターテイメントの業界に飛び込みました。

京都本社が今の四条烏丸に移転した後くらいで、初めは京都本社勤務でした。
2年半前にエンジニアが少なかった東京支社に異動になり、そこからはずっと東京で仕事しています。

今のワンテンの、プロモーションイベントやアトラクション等のいわゆる「インスタレーション」を手がけるチーム、「コミュニケーションテクノロジー部 (通称CT部)」が出来る前の入社なので、創立メンバー(僕と@selflashさん)でした。
でも当時はまだワンテンに「インスタレーション制作会社」のイメージは無く、インスタレーション仕事なんて全然無くて、WebのフルFlashサイトを作ったり、スマホアプリを作ったりしていました。

でもそこからコツコツとインスタレーション仕事を積み重ねて、今では大型プロモーションイベントやプロジェクションマッピング、遊園地のアトラクションからミュージックビデオまで本当に様々な案件を任せて頂けるようになりました。

works
http://works.1-10.com/?s=%E5%9D%AA%E5%80%89%E8%BC%9D%E6%98%8E

今ではCT部は10人を超える立派なチームになっているので、人数増えたなぁとしみじみしてしまいますね。

 

ワンテン入社前はメディアアートやインスタレーションに憧れて趣味で作品を作っていましたが、それが仕事になるとは想像も出来ませんでしたし、5年前の自分に今の生き方を教えても絶対信じないと思いますw
好きな事を仕事にできるのは本当に幸せなことですし、そんなチャンスをくれた澤邊さん、そして1→10designには本当に感謝しています。ありがとうございました!

今後はフリーランスにはなりますが、引き続きワンテンとも連携を強化してお仕事をしていく予定です。
お仕事のご相談等ございましたら何なりとお声掛け下さい。


【フリーランスになる理由】

なんで辞めるの!? と思う方もいらっしゃると思うので、僕が独立の決断に至った具体的な理由をいくつか書いておきます。
みんなに当てはまるものではないと思うので、あくまで僕がそうだった。という認識でお願いします。

・20代の内に独立して自分の力を試したい

5年間でフルFlashサイトからスマホアプリ、デジタルサイネージから大型インスタレーションまで、大体のデジタルコンテンツの作り方はわかるようになりました
またアイディアも、本業の他に、個人の作品制作で企画から開発・公開まで1人で繰り返し続けてきたので、何が面白くて何がバズるのか、なんとなくわかるようになってきました。
以前から20代のうちに独立したいと考えていたし、この蓄積したノウハウで自分がどこまで個人で戦えるのかを試してみたい。もし失敗したとしても挑戦するなら早いほうが良いですもんね。

・個人活動との両立が難しくなってきた

ありがたいことにだんだんと作品展示の機会を頂くことが増えています。今年は魔法の美術館や茨城県北芸術祭、ごはんとアートに各種コンテストなど、全部合わせると1年間で24展示くらい。平均すると月2回くらいになります。
その都度作品制作や展示準備、設営作業や諸々やってますが、正直、会社員をやりながらは中々にシンドイです…。
その都度有給・代休を使って会社をしばらく休んでしまうので、会社のメンバーにも色々と迷惑をかけっぱなしだったように思います。

・「自分の商品」を作りたい。

会社に属して、クライアント企業のプロモーションコンテンツを開発するのは本当に楽しいです。
大きい仕事にも関われるし、予算を貰って色んな新しいチャレンジが出来る。会社員だから安定した収入も約束される。
でもそれって「クライアントの商品」を作ってるだけで、自分が自由に使える「自分の商品」にはならない。
やっぱり自分の商品を持っている人は強いし、自分の商品はそのまま全て自分の資産になります。自分の時間を「自分の商品」を作るのに使って、アーティストとして自分の作品展示の機会を増やしていきたいと考えるようになってきました。

・時間の使い方を自分で判断したい

会社員だと自分のリソースを管理するのは会社なので、内容によっては仕事と割り切ってやらないといけない事もあります。
個人だと興味の引かれない仕事は無理して受ける必要は無くなるので、お仕事の質を高めたり、自分の作品制作に時間を割いたりと、自分で判断してリソース管理出来るようになるかなと期待してたりします。

・社外の色んな面白い人達と一緒に仕事をしたい

僕の周りには社外にも優秀で面白い人達が沢山居て、そんな方々からありがたいことに「一緒にお仕事やりませんか」とお声掛け頂く事があります。
しかし会社を通すと僕が担当できなかったり、規模や予算がハマらず請けられなかったり…。
また、1→10designだと副業禁止ルールがあるので今まで個人ではそういったご相談をお請けできませんでした。(※個別に許可を取ったもの以外は。)
僕にとって、社外の色んな方といっしょに自由にお仕事するにはフリーランスになるしか選択肢が無かったのが独立の大きな理由でした。

・お金が稼げないモノも作りたい

会社の仕事でモノづくりをしていると、重要になるのが「お金を産むかどうか」です。
会社では面白いアイデアを持っていても、それがお金を産む見込みがなければ工数が貰えません。
しかし、僕の考える「本当に面白いモノ」は、そういうお金が稼げるかはわからないけどとりあえずやってみて、何度も失敗を重ねた上に出来ると考えています。
当然、儲かるかわからない物に投資するような会社は無いので、今までも自分が面白いと思うものには自分の判断でポケットマネーを投資して開発してきました。
どうせ自分のお金で研究開発するなら、特定の会社に所属する必要もありません。

 

これらの理由は真面目に会社員やってる方からしたら、ワガママばっかりに感じると思います。
僕もフリーランスになって安定した生活が出来るかわからないし、会社員やってる方がリスクが少ないので、独立は不安ばかりです。
でも、リスクを恐れて挑戦することを諦めたくないし、失敗するなら身軽な若いほうが良い。
そう思って独立を決めました。

 

という訳で、来年2017年からはフリーランスのメディアアーティスト/クリエイティブテクノロジストとして本格的に活動していきます。

どんな事が出来るか、どんな物が作れるのかは以下のページにまとめましたので、コチラを御覧下さい↓
【お仕事を依頼したい方へ】業務内容&過去実績

色んな方とお仕事してみたいので、フリーランスになった事を色んな方に知って頂きたいです。
是非、記事のシェア等して頂けますととても嬉しいです。
新しいステップを踏み出した坪倉をどうぞ宜しくお願い致します!

坪倉輝明
Teruaki Tsubokura
spinning.spirit@gmail.com


独立にあたって、フリーランスの必需品を欲しい物リストにまとめました!
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